転職:希望年収をいくらにすべきかわからない時の考え方まとめ!履歴書への書き方も

【転職のコツ】
プロフィール
ミト(元ディズニー社員)

ディズニージャパン・オリエンタルランド社員を経て、
USJ(ユニバ)やサンリオなどをはじめとしたエンタメ業界の人材コンサルをしています。
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転職:希望年収の書き方/伝え方!今より高い年収を目指す!未経験もOK

なぜ希望年収を聞かれるのか

そもそも面接にてなぜ希望年収を聞かれるのか?

応募するまでに、転職エージェントから「この会社だと月収は◯◯万円ですね」と伝えられているはずだし、求人サイトにも基本給やボーナスについて書かれている。

求職者は年収を事前に理解した上でエントリーしているにも関わらず、なぜ面接で再度、希望年収を聞かれるのでしょうか?

希望年収を聞かれる理由:会社の予算におさまるか

まず希望年収を聞く理由ですが、しっかりと「うちの会社は◯◯万円しか払えないですが、いいですか?」と念押しで確認するためです。

会社には人材の採用にかけられる予算があります。

人事の役割
「営業職が必要だけど、年間600万円までしかかけられないな」と考え、600万円以内で採用できる最高の人材を見つけること。

どれだけ「この人は最高だ」という人材を見つけたとしても、予算の範囲内で採用できないなら採用できません。
財布に1000円しか入っていないのに、2000円の物を買えないのと同じですね。

企業の採用予算は案外余裕がある

ここで注意点ですが、企業の採用予算は案外余裕があることも多いです。

企業側の“予算の上限”を理解することで希望年収を上げることができます。

  • 転職希望者はまずは企業側の視点に立つことが重要です。
    企業側の視点に立つことができれば、「予算」というのがあるんだと理解できます。
  • その会社の予算を考慮しつつ、自分を1円でも高く買ってもらえるよう交渉することが重要になりそうです

希望年収を聞かれる理由:自分の価値を認識しているか

次に面接で希望年収を質問する理由ですが、求職者が転職市場での自分の価値を認識しているかどうか確認するためでもあります。

つまり「希望年収は◯◯です!」という希望が、その本人の「価値」と見合っているのか、それを本人が客観視できているのかを確認するためですね。

例えばコンビニに行ってガリガリ君を買うとしましょう。

店長から「このガリガリ君は1000円です」と言われたら、「え!ガリガリ君に1000円の価値はないですよ!」とツッコミを入れますよね?

ガリガリ君には明確に「70円」という値段が付いているので、誰もがその価値を判断することができる。
しかし、「人」には明確な値段が付いていないので、その価値をしっかりと本人が認識できているのか、それ自体がその人の能力とも言えるのです。

ガリガリ君がもし話せるとして、「僕は1000円の価値がある!」といくら言っても誰も買いません。
しかし「僕は70円の価値がある!」と言えば、たしかにそうだなと思って買いますよね。

自分の市場価値を、自分自身が認識している。
そしてなぜその価値があるのかを、明確に説明することができる。
そういう人材が転職市場では評価されます。

希望年収だけが高くて、誰がどう見てもそれだけ払う価値がないのなら、「あいつは自分のことが分かっていない」と言われるだけですからね。

ですが、自分の市場価値を理解するのは実際難しいことも事実です。

希望年収と応募先選定はセット!プロに相談しておこう

面接で希望年収について聞かれる2つの理由。
それは「採用予算と合っているのかどうかの最終確認」と「その人自身が自分の市場価値を理解しているのかどうかの確認」でしたね。

それらに関しては、エントリー時にある程度決定しておくことが基本です。
例えば「年収は絶対に600万円以上」と考えているのなら、それを満たす求人にエントリーするのが基本。

それに加えて、面接で少し強気の希望年収を伝えるのがおすすめです。

そもそも企業側が提示する予算、つまり年収と大きく認識違いを起こしてしまうのは、転職エージェントを利用してなかったり、求人サイトに書かれている情報を誤って認識していることが原因。

よって希望年収については、面接よりも前、つまりエントリー時から交渉を始めておく必要があります。

年収交渉は転職エージェントに相談しておこう

そしてエントリー時に年収交渉をするのは、転職エージェントに任せましょう。
シンプルに、個人が企業に対して年収を交渉するのは難しいからです。

転職エージェントへ希望年収を伝えてから、面接までの流れは以下です。

  1. 転職エージェントに紹介された求人の中で気になった求人を見つけた
  2. その求人での年収をヒアリングする
  3. 自分の希望年収を転職エージェントに伝える
  4. 転職エージェントから希望年収の可否を聞く
  5. その希望年収で納得したらエントリーを進める
  6. 企業との面接で伝えた希望年収よりも少し高い年収を提示してみる
  7. その年収での可否を聞く(無理でも当初の希望年収で良いなら進める)

基本的には上記の流れで、希望年収は伝えていきましょう。

今より高い年収を払ってくれる転職先にのみ応募しよう

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転職エージェントに強気の年収を提示することで、それを払える企業の求人を探してもらうのも1つの手ですよ。

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転職:面接で希望年収を質問された時の伝え方

転職エージェントに希望年収を伝えることについて理解できました。

ここからはいよいよ企業との面接にて、希望年収を聞かれた場合の答え方について解説します。

途中でも言った通り、転職エージェントに伝えた希望年収よりも高めに提示して構いません。
自分の労働力という名の「商品」をいかに高く買ってもらえるか?そこが勝負です。

転職:面接で希望年収は堂々と伝えよう

冒頭でも説明した通り、自分の市場価値を理解している人材の方が評価されます。
しかし、自分の市場価値を踏まえた上で強気の希望年収を伝えることは、人生の質を上げるために重要です。

コラム「年収50万UP=月4万もUP」

例えば年収が10万円上がれば、月に8000円のお小遣いが増えます。
サラリーマンにとって、月に8000円を増やすことはめちゃくちゃ難しいですよね。
副業で8000円を増やすことは至難の業です。

これを理解しておけば、年収として10万円でも上げることの重要性が分かるはず。

希望年収を400万円で伝えているのなら、450万円にできれば月に4万円のお小遣いが増えます

よって年収に関しては卑屈にならず、強気で伝えることをおすすめします。
特に僕のように「お金」への執着心が強い人は、1円でも高い年収で転職が決まるように転職活動をしましょう。

しかし、面接で希望年収を聞かれたら、どうしても卑屈になってしまいがちですよね。
そこで卑屈になったら、月のお小遣いがどんどん減っていくだけ。結局辛い思いをするのは自分です。

「あの時もっと高く言っていれば…」と後から後悔しないためにも、面接では勇気を持って希望年収を伝えるようにしましょうね。

最初に高い値段を提示し、後から低い値段を提示する

最初に高い値段を提示し、後から低い値段を提示することで、それが割安に思えるテクニックです。

あなたは次のような経験がありませんか?
高級ブランド店で商品を見てから、ZARAやH&Mなどのファストファッションのお店に行くと、めちゃくちゃ安く感じる。
これがまさに「ドア・イン・ザ・フェイス」の心理学効果なんですよね。

この心理学を使って希望年収を伝えると以下のようになります。

事前に伝えている希望年収:400万円

面接で聞かれた時の年収:550万円

それが否定された時の年収:450万円

いかがでしょうか?
事前に伝えていた希望年収よりも150万円多く伝えることによって、面接官としては「550万円!?」と驚きます。

そうなると面接官は「さすがにその年収では採用することは難しいですね」というニュアンスの返事をしてきます。

それに対して次のように言い返しましょう。「そうですよね。これは本当に希望を伝えさせて頂きました。しかし御社の事業やビジョンに惚れており、ぜひ働かせて頂きたいと考えているので450万円を希望年収とさせて頂きたいです」

こう言うことで、面接官からすると「本来550万円だったものが450万円に100万円も減った」と満足感が生まれるのです。

しかし450万円でも、事前に伝えていた400万円よりも50万円も高い。
このテクニックを使わず、最初から「400万円で」と答えるよりも、50万円上がる可能性が少しでもあるならやらない手はないですよね!

希望年収(高め)とセットで自分が生み出せる利益を説明しよう

続いて面接で希望年収を伝える時には、必ず「自分が与えれれるメリット」を併せて伝えるようにしましょう。
「僕は◯◯万円欲しいんだ!どうしても欲しい!もっと!もっと!」という精神では、評価されません。

「なぜその希望年収を求めるのか?」「その希望年収に見合った能力があるのか?」ということを提示する姿勢が重要です。

そもそも企業が人材を採用する理由は、自社の利益を増やすためです。
採用した結果として「その人が生んだ利益ーその人の人件費=プラス」になることを見込んで採用しますよね。

よって「その人の人件費」の部分、つまり希望年収を高く提示するなら、同時に「その人が生んだ利益」も高くなる必要がある。
希望年収だけが高くて、利益が出せなさそうな人を採用しても、結果として採用してもマイナスになってしまいます。

「私を採用すればもとがとれます」

採用することでかかる人件費よりも、採用することで生じる利益の方が大きいこと。
それを伝えることが重要なので、希望年収を伝える場合は以下のことを併せて伝えるようにしてください

  • 他の求職者よりも優れている点(スキルと実績)
    結局、何ができる人材なのか?をしっかりと語る
  • その会社に与えられるメリットを具体的に提示する
    面接の前に事前に用意

転職:希望年収を高い額で伝える=不採用になるリスク

希望年収を強気で伝えることで不採用になるリスクはあります。
強気で伝えて不採用になったら意味がないと思うのもわかります。

しかし強気で伝えて、面接の場で「この額は実際どうですか?」と結論を求めれば大丈夫です。

強気の希望年収で不採用になるのは、そもそも「その予算は出せない」と判断されたからです。

面接中にその予算が出せないことを確認したら、しっかりと自分から予算の範囲内に譲歩すれば問題はないですよね?

希望年収を伝えた上で、企業側がそれを「持ち帰り」してしまった場合は、予算が理由で不採用になる可能性があります。

しかし、その場で「その年収はどうですか?」と結論を聞けば、そうなることはありませんよね。

最終的に両者が納得できる年収に結論付けることができれば、年収が原因で不採用になるリスクは低いです。

希望年収を強気で伝えることによって、「その金額なら採用できない」と思われるリスクはあります。
しかし、面接の場で「この希望年収はどうですか?」と聞くことによって、譲歩することができますよね。

最終的に両者が納得できる年収を出すこと。
それが面接という場で話し合いをすることの目的でもあります。

転職:希望年収とは手取り?総支給額?のこと?

企業側から聞かれる希望年収は、「総支給額」のことを指します。
つまり住宅手当や支払うべき税金をすべて合わせた額のことです

言うまでもないですが、手取りというのは月の総支給額が30万円だとすると、そこから所得税や住民税がすべて引かれた金額のことを指します。
最終的に自分が自由に使える金額のことです。

高めの希望を出しても図々しい奴として浮くことはない

ちなみに転職希望者の52%の人が「直近よりも高い希望年収を伝えた」と答えています

意外とみんな強気に答えているんです。

希望としてはやはり高く言ってみるという人は多いようです。

よって強気の年収を伝えても、図々しい奴として浮くことはありませんよ。

希望年収を伝える時にはオドオドしたりせずに、自信を持って伝えてしまいましょう!

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転職:希望年収の履歴書への書き方

ちなみに履歴書にて希望年収を聞かれた場合はどうすれば良いでしょうか?あまりに高い金額を書いてしまうと、書類で落ちてしまいそうですよね。

履歴書に書く場合は、たしかに強気の希望年収を書くと落ちるリスクがあります。

「履歴書には希望年収を記載しない」というのが転職時のルールといえます。

強気の希望年収を伝えるのは、あくまで面接の場です。
なぜなら書類に書いてしまうと、そこで不採用になってしまうリスクがあるからですね。

具体的には「貴社の規定に従います」「応相談」と記載し、明確な金額は記載しないようにしましょう。

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転職を機に年収をアップさせたい

もちろん、転職を機に年収をアップさせたいと希望する方が大半だと思います。
そんな方も履歴書で希望年収を明確にした場合のリスクを考え、面接前まではアピールを控えた方が無難です。

実は、転職では希望年収を面接などの機会に直接聞かれるというケースも珍しくなく、人事は会社から中途採用の予算という制限をかけられています。

そのためどんなに素晴らしい実績を持っていても、履歴書で希望年収を明らかにしてしまうと、仮にその金額が予算を超えているような場合には、面接前で不採用となってしまいます。

転職する際には、希望年収は聞かれたら答えるくらいのイメージが適切です。

転職:希望年収を高い額で伝える方法

転職活動を始めたきっかけが「年収をあげるため」と明確になっている方は、希望年収を高めに伝えるべきでしょう。

希望年収を高めに伝えるという行為がハイリスクであることは否定しません。
どんな企業の人事も多少の驚きを覚えるでしょう。

ただし、転職する意義を冷静に分析した際に「年収をあげるため」という目的が明確な方にとっては、「そんな年収にはならない」という企業に入社しても無意味です。

違った表現をすれば、目的を達せられない企業を転職者の方から足切りすることができます。

転職の目的が年収アップの人の場合

前段では履歴書では希望年収を明確にしない方が無難と紹介しましたが、年収をあげるという目的のある方は、履歴書の段階から明確にしても問題ありません。

ただし、面接の際にスパッと希望年収を高めに伝えると、「ハッキリした人だな」という印象が強くなりすぎる危険性もあります。

そんな時は「あくまで希望ですが…」などのクッション言葉で柔らかく伝えられるような工夫が必要です。

さらに、それなりに高めの金額を提示する理由も準備しておきましょう。
業界によりますが、金融業界などではその理由が分析力として評価されるきっかけになります。

転職:希望年収を低めに伝える意味はある?

転職を決意したきっかけが「新しいキャリアを形成するため」など、

年収をあげることが絶対条件でない方はほどほどに低めの金額を伝えましょう。

面接で希望年収を聞かれた際の返答として無難なのは、ほどほどの金額を伝えることです。

このような回答をする目的は、希望年収を理由に不採用とされる企業の数をできるだけ減らすことにあります。

できるだけ多くの企業に採用される可能性を残す狙い

高めの金額を伝えるのと対照的に、できるだけ多くの企業に採用される可能性を残しておくことが狙いですが、希望年収を低めに伝えるという行為にもリスクはあります。

あまりにも低い金額を提示する、または、明確な数字を口にしないという態度は場合によって、「世間知らず」という評価につながることがあるからです。

転職となると社会人としての経験は必ず評価され、明確な実績がなければ常識が評価対象となります。

ぜひ、就業先で従事する業務の平均的な相場を踏まえ、一人前になる覚悟があるという姿勢を伝えられるように意識しましょう。

転職:未経験の職種での希望年収はいくら?どのくらいが良い?

未経験の世界へ転職する場合には希望年収をどう答えるべきかというよりも、「指標がないため答えられない」というのが自然なスタンスです。

基本的に面接などで、根拠のない発言はNGです。
仮に希望年収においても、その金額を提示する理由が必要になります。

「希望年収は600万円です。前職で目標数を達成した際の年収が600万円だったため、御社でも目標を達成するという意欲を含めた金額です。」といったように、それなりの理由が必要になります。

しかし、未経験の業界や業種では年収がどのように決まるのかという慣習までを転職活動中にリサーチするのは至難の業です。

そのため、「未経験ですので御社の評価体制のもと、まずは目標に向かって努力します」といったニュアンスを伝えるのが無難でしょう。

転職:希望年収を実現させる交渉をしよう

しかし、転職活動では希望年収を満たすために交渉することも可能です。

ただし、希望年収の交渉に入る前にいくつかポイントがあり、タイミングがもっとも大切です。

内定をもらうまでは「不採用になっては元も子もない」という考えがあるため、希望年収の交渉は行えないと考える方がほとんですが、採用後は交渉すらできません。

その理由は社内の中途採用の流れにあり、多くの転職者の中から絞り込む過程には人事が与えられている予算が影響しています。

具体的には、素晴らしい実績をもっているが希望年収が高すぎる人材と、そこそこの実績で予算内の年収を希望している人材では後者が採用されます。

そのため、採用が決まった段階で年収は決まっており、その後の交渉はできません。

さらに、希望年収を交渉するためにはそれなりの相場を踏まえていなければなりません。

「一般的に◯◯の資格を有していれば500万円以上の価値はあると考えられる」などの客観的な分析が必要です。

「500万円以上の希望年収が満たされないと困る」などの主観的な理由は、交渉材料にならないので注意しましょう。

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転職:希望年収の適切な相場はいくらUP?

相場から希望年収を計算して明確に伝えましょう

業界内の特定の業種であれば、初任給や年収が大きく変わることはありません。

自分の価値がどのくらいかイマイチ自信がないという方は相場から50万円を引いたくらいの金額を希望年収として伝えましょう。

あくまでも人事は「予算内に収まるかを確認するため」に希望年収を聞くということを忘れないようにしましょう。

希望年収を伝えることで、少なからず合否判定の要素になります。

自分を客観的に分析した結果としての希望年収を伝えられるような準備は、金額を口にする以上は必須といえるでしょう。

現年収が350万程度の場合は平均より低いので迷わずUPを狙えるチャンス!

もしあなたが20代前半で、現年収が350万程度だった場合。
その時は「適正評価として400万の年収を希望します。」とアピールしても問題ありません。

採用担当は

  • 業界平均給与
  • 会社が設定している給与
  • 度を超えた要求
  • 現年収がもらいすぎていないか

などを基準に見ています。
年収の上げ方に妥当性のある、かつ能力の高い若手は重宝される傾向にあります。

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