【月45時間残業の年6回ルール】リセットはいつ?かんたん計算法
年1回くらいならいいんだけど、毎月のように残業45時間を超えてるんだ。。
しかも見込み残業40時間だから旨味もないし。
45時間を超える残業は十分に長いと断言できるよ。平均残業時間よりも長い!
「この程度で仕事を休んではいけない」「これぐらい我慢しよう」
休まなきゃダメだ!いやその会社にいるのは危険だよ!
真面目で責任感の強い人がうつになりやすいんだ
そうなると失うものも大きいですし、症状を改善することが難しくなっちゃう
うつ病になると転職に不利になる!うつ病になる前に逃げよう
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[結論]月45時間残業が年6回超えたら7回目は法令違反です
36協定を締結しないで時間外労働をさせた場合や、36協定で定めた時間を超えて時間外労働をさせた場合には、労働基準法32条違反となり、6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金が科せられます(労基法119条1号)。
今回設けられた上限規制(同法36条6項)に違反してしまった場合にも、6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金が科せられます(同法119条1号)。
- 月45時間を超えて働かせた回数が年間で7回以上になった
- 単月で時間外労働・休日労働の合計時間が100時間以上となった
- 2~6ヶ月のいずれかの時間外・休日労働の平均が80時間を超えた
特別条項が結ばれた場合であっても、45時間の範囲を超えて時間外に労働をさせた月が年間7回以上になってしまうと、法令違反にあたり罰則対象に該当します。
4月・6月・8月・10月・12月・2月・3月において時間外に労働した時間はそれぞれ46時間であり、45時間を超過しています。年間で7回という上限に達しているため、法令違反となるのです。
[結論]年6回のリセット日は会社ごとに違う(起算日)
残業時間は36協定に記載している起算日からリセットされ、年6回まで月45時間以上の労働が可能。
例)1月1日が協定の起算日の場合
1/1以前の11月・12月に45時間を超えていたとしても、1/1でカウントはリセットとなり、1/1~ 6回をカウントすることができる
残業時間の基本ルールと例外ルール
基本ルール:月45時間、年360時間が残業のMAX
残業時間の上限は、原則1ヶ月45時間・年間360時間と労働基準法で定められています。例えば土日休みの場合、1ヶ月の所定労働日数は約20日なので、1日あたりの上限は約2時間程度になります。
なお法律上は、1日8時間の法定労働時間を超えた時間を残業時間と呼びます。従業員に残業させるには、会社との間に「36(サブロク)協定」と呼ばれる時間外・休日労働に関する協定が必要です。
例外ルール:月100時間、年720時間まで残業できる(年6回まで)
突発的なクレーム対応など特別な理由があれば、例外として月100時間未満・年間720時間以内までは残業や休日労働時間の上限を引き上げることが可能です。例外的に残業時間の上限を引き上げるルールを「特別条項」といい、厳密には下記の条件内で残業時間を引き上げることができます。
- ひと月の残業時間+休日労働時間は、最大100時間未満
- 上限を引き上げられるのは、1年のうち6ヶ月まで
- 上限を引き上げた月があった場合、それらの月の平均残業時間は80時間以内に収める(休日労働も含む)
- 年間の残業のみの時間は、合計720時間以内に収める
うつになる前に仕事を休むべき!罪悪感なんか感じなくていい
45時間残業は十分に長い残業時間だと言えます。このまま毎月続くようでしたら、会社の労働基準法違反もあり得ますし、心身への負担も蓄積していくことでしょう…。
他にもいくら働いても手取りが増えないといった、未払い残業代問題に該当する方も少なくないでしょう。今回お伝えした内容を参考にして頂きながら、まずは今の職場で改善できる方法を探していってみてください。
どうしても改善が難しいケースでは、転職を検討しつつ、きちんと受け取れていない未払い賃金はしっかり請求していく方向性で考えていきましょう。
前述のような身体的症状が出始めたら、会社を休んででも早めに病院で診察を受けることです。
医師から“うつ病”などの診断書をもらうことができれば、休職することも可能です。そうなった場合、「傷病手当金」として、1日あたり「標準報酬日額の3分の2」が支給されます。
「仕事を休んでいるのにお金をもらっていいのかな……」と躊躇される方もいますが、これは労働者としての正当な権利ですので、遠慮する必要はありません。
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[会社を辞めにくい時] 退職手続きを法律の専門家に任せるのも手
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辞めたいけど周りの目が…
今辞めたら迷惑かも…
「辞めたら申し訳ない」「嫌われたくない」…だから辞められない
リスくんはいままで辞めた同僚たちのことを今でも根に持って覚えてる?
うーん。覚えていないことはないけど
別にどんな辞め方したかなんて覚えてないし根に持ってないよ
リスくんが辞めてもそれは同じだよ。
辞めてしまえばその後ずっと恨まれることなんてない。
「辞めたら申し訳ない」「嫌われたくない」と気にする時間1秒1秒が損だよ。
転職は1歳でも若いほうが超有利だから
いつか辞めるなら1日でも早く辞めるべきってのが本音だね
それでも「退職を言い出しにくい」のはわかるよ。言い出しにくい職場は多い。
そういう時は、実際にメディアでも話題となっている退職代行サービスを使うのが良いよ。
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退職代行サービスを(友人と協力して)実際に5社使って比較してみました。
うつ病になる前に転職しよう
仕事内容や社風がどうしても合わないのなら、転職を検討してみるのもひとつの方法です。
ブラック企業でよくあるエピソードとして、先輩や上司から「ここで耐えられないならどこ行っても通用しないよ」などと転職しないよう脅されることが挙げられます。
しかしその先輩や上司は、果たして労働市場全体のことをどれだけ知り尽くしているというのでしょうか?
合わない職場を退職して、他社で水を得た魚のように楽しく働いている人が沢山いるのも事実です。世の中はあなたが思っている以上に広いですし、多様性に満ちているもの。「この会社しか自分の居場所はない」と思い詰めないようにしましょう。
仕事上のストレスは、“自覚している以上”に蓄積しているもの。少しでも身体的症状として出始めたら、早めに病院に行くことが大切です。
職場環境に改善の見込みがないのであれば、思い切って転職することをお勧めします。
すぐに転職しなくても、転職”活動”だけでも始めておくと何かと安心になります
Q「自慢できるスキルも経験もないけど、転職成功できる?」
医師免許や弁護士免許レベルのよっぽどのスキルや経験がない限りは
転職は「ライバルより1歳でも若いこと」が最強のスキルになります。
「30代は20代に勝てないので諦めろ」という意味ではないです。
「スキルが同じくらいの歳の近いライバルに対しては1歳でも若いほうが有利」ということです
今日が人生で一番「若い日」であり、今日が人生で一番「転職に有利な日」です。
「資格の勉強してからにしようかな」「英語でも習おうかな」と考えている間に1歳としをとってしまいます。時間はまってくれません
Q「給料アップしたい!」
「でも、今の会社にいても給料が上がる気がしない…出世してもどうせ少ししか上がらない…」
給料アップするかどうかは
結局、「その会社が儲かっているか」という「環境」でほぼ決まるんだ
つまり、あまり儲かってない今の会社で必死にがんばるよりも、
儲かっている会社を選んで転職したら年収50-100万くらいはあっさりあがりました(実体験)
「今の仕事がきつい」
「人間関係がきつい」
辞めちゃえばすべて解決でしょ?どうせ
「社内に残るべきか」「転職するべきか」じっくりと比較して決めたほうがいいよ。
だから急いで適当なところに転職はせず、
①まずは働きながら転職活動だけ始めてみよう。
「いずれ転職してやる」と心に誓うことで、不思議と心が軽くなったりするし(筆者の実体験)
Q「転職活動はやることが多くてしんどそう」
「今の職場を辞めるリスクがこわい」
そう。大変なんだよね、自分でやるとなると、
・複数の企業に応募 & 返信に対応
・面接のアポとり
・給与交渉 とか
だから面倒なやり取り類は自分でやらずにプロ「転載エージェント」に全部任せると転職活動がかなり楽になるよ!(無料なので気楽)
あと転職のリスクは「今の仕事を辞めずに転職活動をする」ことで回避できるよ!
うまくいかなきゃ転職活動をやめればいいしね
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