[2023]USJ(ユニバ)正社員の全仕事内容＆募集職種まとめ！中途採用で働くため狙い目を探そう

役割とミッション
ユニバーサル・パークス&リゾーツのセーフティ・スタンダードが「世界で一番厳しい」と言われるのは、各国に存在する規格の中で、最も厳しいものを採用しているからです。
日本に海外よりも厳しい規格があれば、それを発信し、共有するのはユー・エス・ジェイの重要な任務です。そのため、国内外の最新情報チェックは欠かせません。
その上私たちには、ゲストにここにしかない興奮や感動を提供するテーマパークであるがゆえ、ゲスト満足度やエンターテイメント性を損ねることなく、世界最高水準を実現することが求められています。
この点が、難しくもあり、やりがいでもあります。

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行列の絶えない、4人乗りのライドのアトラクションがあり、その乗車人数向上に取り組みました。一人でも多くのゲストにライドを楽しんでいただくため、3人組のゲストが乗り込んだライドにできる１名分の空席を、効率的に活用する手段のひとつが『シングルライダー』です。１名での乗車でもよいというゲストを空席に案内するシステムですが、新規導入のためには、例えば新たなゲストの導線確保やクルーが他の業務と両立できるかなど、クリアすべき課題がたくさんありました。現場責任者や他部署との連携も必要で、導線の変更や注意書き設置なども、エリアの世界観を壊さないようデザイナーに意見を求め、多くの関係者を巻き込みながら、最高の乗車率の実現を目指しました。狙い通りに乗車人数の向上を果たせたことは、私にとって大きな自信となっています。

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通常パーク内で新店をオープンする際には、新規採用や異動希望でクルーを集り、既存店舗で新店を想定してのシミュレーションを行いながら人材を育成します。ただ、今回の出店計画は極秘案件で、新規店舗のコンセプトなど、クルーのモチベーションにつながるような情報を一切出すことができませんでした。未来予想図を絵で見せることもできなかったので、「これまでにないチャレンジをする価値」を伝えて、クルーの士気を高めていきました。やっと情報解禁になって公開できたメニューたちは、とてもかわいいシェイクで、みんな喜んでくれたのですが、新たな課題ができました。「ピンク・クラウド」では、サービスクルーがキッチンクルーを兼ねる、これまでにない運営体制をとるため、調理技術を身に着ける新たなトレーニングが始まったのです。アウトパークでのオペレーション構築自体が初めてのことだったので、何度となくフローの見直しを繰り返し、日々が新しいチャレンジの連続でした。

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ユニバーサル・シティ駅前にパーク外では最大規模となるオフィシャルストア『ユニバーサル・スタジオ・ストア ユニバーサル・シティウォーク大阪店』を2018年に開業させました。入場前に身に着けるアイテムを購入したり、帰路でお土産を買い足したりと便利に利用できます。電車で来場するゲストが最初に「パーク」と出会う場所であり、最後に立ち寄ることができる場所でもあるので、パークそのものの印象を大きく左右する場所であると認識、「モノを売る」以上の責任を担っています。商品陳列の工夫、売り場の動線、クルーへの教育等、万全の準備で臨んで、好調な売上を実現し、2019年には店舗を拡大するに至りました。

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『ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー™』の導入に向け、ゲストへ最高の体験を届けるため、「稼働率99％」という目標にチームリーダーとして挑むことになりました。この数字は先行して導入していた米国でも達成できていなかった上、絶対的な最優先事項「安全第一」を遵守した上で実現することが求められ、さまざまな困難に直面しました。そこで、目標の先にある目的をメンバー間で共有し信頼関係を築き、個々の責任感を向上させることに取り組みました。壁を乗り越えるたびに進化が続き、チームのパフォーマンスが最高に向上して、「安全第一」と「稼働率99%」を両立させることができました。

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期間限定のシーズナルイベントで使用する機器の中には、長期的な運用を考慮せずに設計されているものもあります。そのため、イベント延長時や終了後の転用使用が困難になる場合が少なからずある状況でした。そこで、先々の変化にも対応しやすいよう、機器を継続使用できるものにしていくためには、安全を担保したうえで、適切かつ計画的なメンテナンス項目の策定が必要であると感じ、チーム一丸となって取り組むことにしました。長期的な視野に基づいたマニュアルを完成させたことで、結果的にメンテナンス費用の削減や工事期間の短縮にもつながり、「正しいことをする」ことが、プロジェクトに貢献することを実感しました。

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ハリー・ポッター導入の年に「さらに新しいキャラクターを導入しよう」という全社プロジェクトが始動。映画「怪盗グルー」シリーズに登場する「ミニオン」のキャラクター・プロデュースをすることになりました。当時は市場認知がまだ高まっていませんでした。一方で、米国視察でミニオン人気を目の当たりにしたマーチャンダイズ部としてはミニオンにポテンシャルを感じており、期間限定グッズとしてテスト導入してみたところ、大当たりに。事業計画の担当者として私自身も複数の視点から試算と検証を行い、ミニオンの専門店『ミニオン・マート』をオープンさせ、当初の見込みを大きく超える売上を残すことができました。その成功が『ミニオン・パーク』開業へとつながり、今では、パークを代表するキャラクターへと成長しました。

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人気アニメ作品とのコラボレーションを事例に上げると、市場にはたくさんの関連商品が溢れている上、ゲストはスタジオ・パスという買い物を既に済ませている状況です。それでも思わず購入したくなるだけの強い価値と魅力を、パークの商品はそなえる必要があります。ゲストの期待を常に上回り、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで購入する意味があるものを作り上げるためには、商品を単にモノとして販売するのではなく、商品そのものや購買時の行動にストーリーを持たせて、もっとエモーショナルな体験にすることが重要になります。アトラクション体験後も余韻が続くよう、アトラクションと店舗の内装やディスプレイにつながりを持たせたり、ラリーなど体験そのものを商品にしたり、誰かに言いたくなるような仕掛けを商品に潜ませたり、施策はさまざまです。作品の世界観を徹底的に追求してファンの心を揺さぶるために、ひたすらアイデアを出し合い、それが実現するように妥協なき開発を行う。何もないところから1を生み出し形にして結果を残す、とても革新的な仕事だと感じています。

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私がケーキのアイデアやサイズ感などを描いたスケッチをもとに、さらにメンバーたちがアイデアを出してくれます。人気作品とコラボレーションするイベント時には、メンバーが率先してスケッチを描いてくれました。それらのアイデアを結集し、私がレシピを作成、メンバーに作り方をアドバイスします。会社からのリクエストは年々難易度が上がってきていて、非常に繊細な細工が必要なケースが増えていますが、チーム全員で真摯にスキルアップに取り組んでいます。さらにテーマパークのケーキには、繊細さと同時に強度が必要です。ケーキは完成直前の状態でセントラルキッチンを出発し、カートに載せられパーク内の各レストランやカフェに運ばれます。パークはエリアにより石畳やレールがあるので、崩れやすいケーキでは運ぶことができません。私はホテルの出身なので、これまではケーキの強度などほとんど意識したことがなく、このスキルはメンバーたちから教えてもらいました。ビジュアル、強度、もちろんおいしさ。このすべてを叶えるために、チーム一丸となって日々開発に向き合っています。

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ユー・エス・ジェイのリアル脱出ゲームの魅力として、物語の世界観に完全没入しながら謎を解き進めていくという特徴があります。謎解きと物語とショーが密接に関連するものだけに、チーム全員で謎が適切に表現できているかを何度も検証し、完成度を高めていく作業はたいへんでしたが、自分で作り上げたプロダクトに対して、ゲストの高い満足度を記録した時には、大きな達成感を感じました。ゲストから自然に湧き起こる歓声や笑顔は、次の仕事への励みにもなります。各部門のプロフェッショナルとともに困難と思われる課題を解決へと導き、ゲストに「ありえないワクワクドキドキ」を届ける仕事に、大きなやりがいを感じています。

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新ショーの立ち上げに際しては、ショーを作るディレクターやプロデューサー、エンターテイナーやオペレーターなど、それぞれ違った役割を担う人たちがたくさんいます。そのチームのリーダーとして、より質の高いエンターテイメントを実現させることが私の仕事です。チームは国際色豊かなバックグラウンドのメンバーで構成されています。そのためコミュニケーションを大切にし、ひとりひとりのコンディションや温度感には常に気を配って、日々の業務指示や指導にあたっています。私たちが心から楽しむことで最高のパフォーマンスを作り上げ、誇りと自信をもって「ワールドクラスの体験」をゲストに提供することができると考えています。

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集客の予測モデルを見直し、予測精度を大幅に向上させることに成功しました。誤差が小さくなるとさまざまな無駄がなくなるので、ビジネスに貢献することができます。また、TVCM投下量などのメディアプランニングも我々のチームが行っていて、予算をどう振り分けるかのシミュレーションを行い、最も効果的な配分のマーケティング部へ提案をしています。あるアトラクションの事例では、一つのプランニングによって年間10億円ほどの利益向上の効果を生み出すことに成功しました。

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最近では『スペース・ファンタジー・ザ・ライド』という屋内型コースターを、「ブラックホール」というテーマのもと、真っ暗闇で動きが予測できない期間限定バージョンに変更する企画を実現し、大きな集客と収益を生むことに成功しました。高い集客目標に対して予算と時間が全くない中、チームでのブレストでそのアイデアが生まれました。「これだ！」と感じた我々はすぐに担当部署に連絡を取り、安全性を確認した上で、パーク閉園後に建物内の照明を切って乗車してみました。自分の手元さえ見えないので次に何が起こるかわからずスリルが倍増、新たな体験価値をゲストに提供できると確信し、すぐにプロジェクトチームを発足。自分たちのアイデア一つで、大きな予算をかけずともビジネスを最大化できる、マーケターとしての醍醐味を強く感じた瞬間でした。

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転職したタイミングが大型エリアの開業を控えた大事な時期でした。当時まだ黎明期であったSNSの戦略設計責任者に任命され、さまざまな部門と計画したさまざまな仕掛けが奏功し、日本国内でも記録的なリツイート数(拡散)を実現。若者層を中心に来場意欲の促進に大きく貢献することができたことが、自分の仕事に対する自信にもなりました。その後、SNSに加えてデジタル広告や公式WEBサイトなど、進化の著しいデジタルメディアというツールを駆使しながら、パークの魅力を絶え間なく発信し「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ行きたい」という感情を国内外の消費者に持ってもらえるよう、アプローチしています。入社以来、パークのファンを増やしていく仕事に、大きなやりがいを感じています。

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まずはマスメディアの方々に「取材に行かないといけない」と思っていただく 「取材の必然性」をPR戦略フレームワークで生み出していきます。先日開業した新エリアでは「オープンの瞬間の熱気を届けたい」という思いのもと、インサイトやニーズなど、さまざまな背景を分析しながらPR戦略を立案。結果、オープン当日に全国テレビ番組での生中継誘致に成功し、開業の瞬間の盛り上がりをリアルタイムでお届けすることができました。自身が立案したPR戦略によって「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ってみたい！」と、消費者の心をつかみ、行動につなげることが励みや自信にも繋がります。また、迅速なPDCAサイクルで、戦略から戦術まで一貫して行えるPRの仕事にすごくやりがいを感じています。

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一例として、日本郵便株式会社と共同で取り組んでいる「年賀状スタジオ」は毎年好評を得ています。「年賀状を作る楽しみを伝える」というパートナー企業の思いを、我々が介在することでより強化する、というプロジェクトです。オリジナル年賀状の制作に加え、パークにキャラクターのスタンプを用意してアレンジできるようにしたり、外部施設でのイベント開催、郵便局で開催される投函式に地元の園児とともにパークの仲間たちが出演したりしています。パートナー企業ごとに抱える課題はさまざまですが、ユー・エス・ジェイと組むからこそ実現できる「Have Fun!」なアイデアを日々練って、パートナー企業だけでなく、その先にある社会へ貢献していきたいです。

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ユー・エス・ジェイの成長は大阪の成長であり、大阪の成長はユー・エス・ジェイの成長にも繋がると考えます。さらにその成長は最終的に日本やアジアの成長に繋がるでしょう。だからこそ、大阪府や大阪市など、地域行政との連携は不可欠であり、地域が抱える課題を把握し、ユー・エス・ジェイの特性を活かして何ができるのかを考えながら、多くの取り組みを行ってきました。「大阪府育英会USJ奨学金制度」の運用、自然災害で被災し必要物資を失ったお子さまたちにパークのグッズを贈呈、難病と闘うお子さまとそのご家族をパークに招待、児童養護施設のお子さまに就労意識醸成プログラムを実施…など行政と連携した取り組みで地域の人々を笑顔にできるのは、私自身の大きな喜びでもあります。

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パークを支えるITシステムには、「パーク内でクルーが使用するもの」「パーク外でクルーが使用するもの」「ゲストが直接使用するもの」「会社運営のための基幹的なもの」など、実にさまざまなものがあります。IT部が関与しているシステムは多岐に渡り、システムが異なれば求められる要件も変わりますし、同じシステムでも使う人の目的や利用シーンが異なれば要望も異なります。全てを同時に叶えることはできないので、優先順位になっているか、本当に必要な機能か、過不足はないか、他の手段はないか、などを十分に検討して実装仕様を決めていきます。自分たちが開発したシステムをゲストやクルーが利用している姿を見かけるたびに、ビジネスへの貢献を感じることができます。

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現在、フードサービス部とともに「業務量に応じた適正なクルー配置」を算出するモデルを作成し、継続的な改善に取り組んでいます。飲食店舗で調査やヒアリングを行い、厨房やホールに必要な人員数を算出するため、増員が必要となる条件の整理と可視化を行いました。過去のデータをもとに未来の売上予測を立て、売上達成に必要な人員数を想定することで、理想的なクルーの配置を可能とした上、導入の結果、売上予測の精度向上に繋がりました。今後も「ゲストや仲間、ビジネスのために、常に正しいことをする」という信念のもと、予測精度の改善に継続的に取り組み、サービスの品質やゲストの体験価値を提供するためにRightな状態を維持していきたいです。

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「2019年アルバイト採用ブランド力調査（学生編）」と「2019年学生が選ぶ、就活に役立ちそうなバイト先」で第1位※を獲得しました。毎年、数千人規模の採用をリードするアルバイト採用チームメンバーは約10名。多岐に渡るプログラムを少人数で確実に遂行し、各部門の採用担当者と協力しながら、市場の動きや時代に連動させた形でマッチングしてきた結果が身を結びました。約1万人のアルバイトクルーの成長と活躍も今回の評価につながったと考えています。私自身、学生時代は人前に出るのがとても苦手で自分に自信がなかったのですが、パークでの仕事を通じて成長できたと実感しています。就活に役立ちそうという前向きなイメージを、多くの学生に持ってもらえたことが、何よりも嬉しいです。
※調査研究機関「ツナグ働き方研究所」