職務経歴書はどこまでさかのぼる?転職5回成功者がコツを解説
過去何回も転職をしてるんだけど、職務経歴書に全部の会社の分書くべき?
記憶も曖昧だし、書きたくないこともあるんだけど
すべての仕事内容を書き出す必要はないけど、アピールしたい点はきちんと書くべきだ。
それに経歴(時系列)的に穴がないことを伝える意味でも全社分は書くべきだよ
何個も会社の事を書かなきゃいけないなんてむずかしいな。
つっこまれたら答えられるかな。嫌な思い出もあるし
面接の台本だと思って職務経歴書を書いてみよう。
いい思い出だけだったら転職してるはずがないので、それは面接官もわかっているはずだから大丈夫だよ。
職務経歴書に複数社を書くときの書き方について説明するね
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[結論]原則、全ての会社での経歴を記載しよう
何社もの職歴をお持ちの方は、必ず職務経歴欄に全ての会社での経歴を記載しましょう。
もし隠している職歴がある場合、応募した企業に経歴詐称だと思われてしまう可能性があります。
実は、職務経歴書の書き方はいろんなパターンがあります。
ルールの範囲内で上手に真実を書くことを考えるのが正攻法です!
全部書くけど「サラッと書く経歴(会社)」と「しっかり書く経歴(会社)」の差をつけて書きましょう
(次の転職先で営業職を志望するなら、営業経験のある経歴(会社)はしっかり書き、それ以外はさらっと所属期間と1~2行の内容だけにする、など差をつけましょう)
複数の職歴ある=パターンに応じた書き方をしよう
複数社での職歴がある場合、職務経歴書のパターンはおおよそ3通りあります。
好みの書き方を選んでみてください。
パターンA:職務経歴書を「古い順」に書く
「古い順」(古いのが一番上)で作成すべき人はこんな人
・異動回数や転職回数が少ない方
・過去の転職でキャリアアップに成功している方
「古い順」は、職務経歴書のフォーマットで最も一般的であると言われています。
そのため、「どのフォーマットで書けばいいかわからない…」と悩んだ時は「古い順」にしておけばまず間違いはありません。
パターンB:職務経歴書を「新しい順」に書く
「新しい順」(新しいのが一番上)で作成すべき人はこんな人
・現在の仕事内容と応募する職種が似ている場合
・現在の職場で何か大きな実績を残した場合
「新しい順」は、最新の職歴が目につきやすいという特徴があります。
最も一般的な「古い順」に比べて用いる人の割合は小さいですが、現在の仕事内容(最新の職歴)を一番アピールしたい方にはおすすめです。
パターンC:職務経歴書を「業務ごと」に書く
過去に経験した業務ごとに分けて職歴を記載する方法です。
「業務ごと」に作成すべき人はこんな人
・エンジニアなど、専門性の高い職種を経験してきた方
・職歴よりも、実績・スキルを効果的にアピールしたい方
・転職経験が3回以上ある方
このパターンは時系列での職歴を記載をしません。
しかし、時系列の情報が伝わりにくいため、「業務ごと」に職務経歴書を作成する場合は冒頭に略歴を記載すると採用担当者にもわかりやすいでしょう。
(本当の理由はさておき)転職理由は前向きに書こう!
職務経歴書は、ある程度「こう書くべき」というようなフォーマットがあります。
しかし、役所の書類のように「この欄にはこう書かなきゃいけない」のような定めはありません。
そのため、書き方次第でアピールの効果が大きく変わるのです。
「なぜ退職したのか」「なぜ転職したいのか」についての理由は濁すことなくきちんと説明できるようにしましょう。
いい思い出だけだったら転職してるはずがないので、それは面接官もわかっています。
なので「前職に一切の不満がないアピール」はヘタにしなくていいです。
不満や事情があるから実際辞めたわけですしね
その際の最大の注意点は、後ろ向きな表現は避けることです。
NG:業務内容がきついから
NG:自分に合わないと思ったから
NG:業務内容の割に給料が少ないから
※真実は上記の理由であっても、表現を切り替えて「前向きな理由」に変換しましょう
実際にネガティブな内容が含まれた転職であっても、表現次第で前向きに表現できる方法として主に以下の例があります。
上記は一例ですが、マイナスの要素を出さずに上手く言葉を使ってアピールしましょう。
転職回数が何回もある=書類選考で落とされやすい?
転職回数が何社もある場合、書類選考で落とされてしまう可能性が実際に高いです。
じゃあもう無理かといえば全くそんなことはないです。
「全くおんなじスキルや経験の人が2名いた場合は、転職回数の少ないほうが選ばれがち」という程度の差で、実際は転職回数の差は懸念要素でしかなく、スキルや経験重視で選ばれます。
企業の心配「どうせうちの会社も辞めてしまうかもな」
転職回数が多い人に対しては、企業がやや敬遠しがちな傾向にあります。
それは、企業の採用担当者は転職回数が多い人に対して、「この人はどうせうちの会社も辞めてしまうかも」という印象を抱くからです。
対策:なんとなく作った職務経歴書では、企業の印象をくつがえせない
転職回数が多い方
→ハローワークや一般の転職サイトに登録
→求人を探す
→自分で応募する「個人だけでやる転職活動」では成功しにくいです。
では、転職経験が多くても転職を成功させるためには、どのような転職活動をしたらよいのでしょうか?
↓
答え:職務経歴書を転職エージェント(転職のプロ)に添削してもらう
転職活動に行き詰まった時→転職サービスを乗り換えるほうがいい
転職活動に行き詰まった時が
転職サービスを乗り換えまたはもう1つ登録して掛け持ち すべきタイミングです
before
「いい求人がない」
「担当者がいいかげんな人で相談や履歴書の添削をちゃんとしてくれない」
「担当者の対応が悪い・メールや電話の反応が遅い」
「自分に合っていない職ばかり紹介される」
「今使っている転職サービスのシステムが自分に合わない」
▼ 別の転職サービスを利用!
after
「そこにしかない新たな求人にたくさん出会える」
「担当者が新しくなる」
「前転職サービスの不満を伝えて、そうならないように要望を伝えることができる」
「サービスもシステムも一新」